■ 国内旅行について

国内団体旅行では、個人旅行と違いさまざまな注意点があります。

団体旅行とは何人からを言うのか、業界によってさまざまで特に統一された明確な定義はありません。

ちなみにJRやANAの団体割引は8人以上、JALは5名以上から適用となります。

計画や準備は早めに始める


団体旅行の計画や準備には、非常に多くの検討事項や段取りが必要となります。

旅行実施間際から始めようとすると、準備が間に合わなかったり、やるべきことの抜け漏れが発生したりしかねませんので、余裕をもって始めるようにしましょう。

宿泊や交通機関などの予約が必要なものは、シーズンによっては予約がいっぱいで取れなくなってしまうこともありますので、早めに予約をしておくのが安心です。

まずは、日程(実施日)を確定しましょう。

旅行費用は余格を見て
多めに集金しておく



国体旅行では、旅行当日の状況によって、予定変更や人数変更などの発生はつきものです。

宿泊や交通機関・入場物設など、人数の変更によって料金が変わるケースや、食事などで予定外に追加の費用がかかってしまうケースなどもあります。

貸切バスにおいては、利用する人数が減ると、その分頭割りで一人当たりの金額が高くなることも念頭におかなければなりません。

そのため、予算ギリギリで集金をしていると、いざという時に足りなくなってしまう恐れもあります。

旅行費用の集合は、ある程度余裕をもって多めに集金しておくのが望ましいです。

人数変更や行き先変更が
可能な期限を確認しておく



団体旅行での各種予約は、人数変更やキャンセルができる期限が決められているケースが多いです。

例えば旅行会社に一任している場合は、旅行実施日から起算した日数により、人数変更やキャンセルに対する過約金が規定されています。

宿泊施設や貸し切りバスなども同様に規定されているケースが多いのです。

そのため、いつまでなら人数変更やキャンセルをしても違約金がかからないか、あらかじめ確認をしておくことで、無駄な出費を防ぐことができます。

旅行中の万が一に備える


旅行先でのアクシデントに備えることも重要です。団体旅行ともなると、参加人数が多い分、休調が悪くなる人やけがをする人が発生する確率も高くなります。

また、旅先で大きな事故や病気に見舞われる可能性に備えて、少額でも団体用の旅行傷害保険に加入しておくことを検討するのもよいでしょう。

実施前の予約の確認を
確実にしておく



宿泊施設や交通機関、食事などの予約の確認は確実にしておきましょう。

特に実施直前の人気の変更につきましては、旅行会社とこまめに連絡を取るようにしましょう。