■ 海外旅行について

余裕のあるスケジュールが
おすすめ



毎年違う国に行く場合には特にそうですが、「あそこも見たい、ここも行きたい」と欲張りな観光計画を立ててしまいがちです。

しかし、海外では日本のように時間通りに物事が進まない国も多くあります。

スケジュールを決める際には、分刻みのスケジュールではなく、余裕をもたせて計画を立てることをおすすめします。

パスポートや
現地通貨の準備を



海外旅行にはパスポートが必要ですが、取得が必要な社員や、期限切れで継続申請が必要な社員もいます。

パスポートの申請には、通常一週間ほどかかります。また申請のためには、戸籍謄本か抄本などの準備も必要です。

パスポートの確認は、早めに行うべきです。全員がパスポートの取得や継続申請を完了できるようにサポートをして、出発できない人が出ないようにしましょう。

また、持ち物や両替についても、基本的な情報を伝達しておくことで、トラブルを減らすことができます。

現地の通貨への両替は、国内で出発までに両替をして、準備を済ませましょう。

旅行先でのトラブルを
想定しておこう



海外旅行先で事故や事件に巻き込まれる可能性は、決してゼロではありません。

もしものトラブルに備えて、トラブルが起こった場合の対処法について予め想定しておけば、現地で慌てることがありません。

迷子になったり、電車に乗り遅れたりした場合には、どのように連絡をとるべきかなどを、徹底して伝達しておきましょう。

また、両替金額が不足して換金したい人や、体調を崩して病院に行きたい人が出ることも予想されます。

予想されるトラブルに対処してくれる旅行会社を選ぶか、トラブルの対処法を検討しておきましょう。

旅行会社といえども、すべての国について詳しい訳ではありません。スケジュール上の不満や、現地トラブルを減らすには、渡航先に詳しい旅行会社を選ぶことも大切です。

旅行先の気候や注意事項も
伝えておく



海外旅行の持ち物や、その国ならではのタブーについても、ある程度は会社からのサポートが必要です。

旅行代理店からの情報を、社員にも伝達しましょう。

渡航先の気候、電気製品を充電する際の交換プラグの必要性など、持ち物についてもサポートすると、現地で不満が出るのを防げます。

お釣りの受け渡し方、ジェスチャーの意味の違い、挨拶の仕方、宗教の違いによるタブーなど、国によっての習慣の違いも、簡単に伝えておくほうがいいでしょう。

社員は、社員旅行前になると、特に仕事が忙しくなりがちです。

気持ちよく旅行に出立できるよう、早めにサポートを開始しましょう。